ハイブリッドインバーターの配線(申請不要な接続方法について)
こんにちは!! いろいろと実験好きな児玉です。
ハイブリッドインバーターを自宅に設置する時に、申請なども含めて、さて、どこにどう設置するか考えねばいけません。
条件として、自家発電用で、売電しない(逆潮流しない)という使い方。
まず、コンセントから設置する際は、申請不要で、RPR「Reverse Power Relay」(逆電力継電器)も不要です。出力の小さい大きいを問わず申請不要だそうです。(九州電力 確認済み)
新たにブレーカーを追加し、その先にソーラー発電装置を設置する場合は、申請必要で、RPR「Reverse Power Relay」(逆電力継電器)を付けてください。とのこと。
※確認したのは、九州電力で、管轄の電力会社によって多少違うかもしれないので、それぞれで確認する必要はありそうです。
申請しなくてよい簡単な方法は、コンセントに接続する方法。
今、人気のあるハイブリッドインバーターは SRNEのASFシリーズなど、単相三線式のインバーター。
だけど、ちょっと問題もある。
それは、SRNEのASFシリーズは、AC入力がL1,L2,Nと単相三線とアースが必要になるのだけど、そんなコンセントは通常 家庭にはない。
だから、電気屋さんにコンセントを作ってもらう必要があります。
単相三線が接続できるコンセント
こんな感じの配線にしてもらったコンセントができあがれば良い。
「250V/60A 引掛け埋込コンセント」というものであれば、60Aまでいけるので、
60A x 200V = 12kWまでなので十分^^
100V/200Vコンセントを付けてもらう
もし上のような配線が難しいということであれば、100Vと200V 別々のコンセントを付けてもらって、プラグを分けての配線であれば良いかなと思います。
ただ、20Aまでなので、最大AC入力が4000Wになってしまいますね。
※100V側には、NとL1(もしくはL2)がくるので、どちらがNかというのをしっかりと把握していないと故障の原因になるので、電気屋としっかり話してください
200V コンセントを使って GROWATT社インバーターを使う
このようなコンセントを付けてもらうのも難しく、家にあるコンセントを使いたい場合は、エアコンの200Vコンセントを使って、SRNEのASFではなく、Growatt社の「SPF6000 DVM-MPV」
これは、AC入力が単相200Vのみで、三線必要ないので、200Vのコンセントでも使用できます。
https://shop.cherrybell.jp/products/growatt-spf-6000-12000t-dvm-mpv
まとめ
- ブレーカーを付けて、RPRを設置し、申請する。(要申請)- 配電盤をそのまま使用できる
- 単相三線が接続できるコンセントを付けてもらう(申請不要)- 家庭で使う時 配電盤が必要
- 100V/200Vコンセントを付けてもらう(申請不要)- 家庭で使う時 配電盤が必要
- 200V コンセントを使って GROWATT社インバーターを使う – – 家庭で使う時 配電盤が必要
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