SRNE ASP 10kW、ケーブル接続でバッテリーのSOC管理

こんにちは!!

事務所にて ASP10kWとGoldenEnergy5kWh蓄電池にて、運用テストをしております。
その挙動をご報告~

まず、設定として、
01. AC出力優先度:SbU
06.バッテリー充電モード:SNU
としています。

それから、最近 設定項目に下記が追加になりましたね。

60充電カットオフのSOC設定(%)デフォルト:100
61公共電力への切り替え時のSOC設定(%)デフォルト:10
62インバーター出力に切り替えるためのSOC設定(%)デフォルト:100

まず、60番、充電カットオフのSOC、何から何への充電かなと思い、デフォルトは100を
90にしました。

すると! ソーラーからも公共電力からも、充電を90%までしかしなくなりました。ww
ダメじゃん。ということで、元の100%に戻しました。

次に、61と62、これは、放電を開始して、SOCが何%になったら、放電を止めるのかという設定です。
10%にすると、10%なったあと、公共電力から負荷への出力と充電池への充電を始めます。

『62.インバーター出力に切り替えるためのSOC設定』は、61の設定値の時に、充電を開始して、SOCが何%になったら、充電を止めるのか という設定項目になります。

62の数値が最初100%なので、一回テスト的に40%に下げました。
すると、10%から40%になるまでは、ソーラー発電があったとしても、商用電源から充電してしまいます。朝ソーラー発電が始まるときに40%まで充電してしまっていても、もったいない。できるだけ発電した電気で充電したいので、62の設定項目を25%にしました。

62を40%に設定時:38%SOCまで充電しても、ソーラー発電と、購入電源があります。

その後、62を25%に設定すると。。

という感じで、25%になった時点で、購入電源が0になっています。

理想としては・・・朝、あまり蓄電池が溜まっていないで、ソーラー発電からできるだけ充電したいので、62.を25%にしていますが、ソーラー発電自体が そこまでの能力がない場合は、停電時を考えて、できるだけ蓄電池に入れておきたい ということもあるかもしれません。
その場合は、自分の発電が1日最大何kWh発電するかということを測定しておいて、その容量を貯めれるだけ残した分を商用電源から蓄電しても良いのかもですね。

その時、充電池へどのくらいの電流で充電するかの設定が、『07.バッテリー充電電流』です。
私はこれを10Aに設定しています。(ほとんどがソーラーから充電したいけど、ちょっとはしておいた方が良いかなという程度w)

↓なので、夜間、バッテリーへ充電する電力は 約500Wしかありません。(50Vx10A=500W)
負荷(出力)の方が高い場合は、商用電源からバイパスで直接出力してくれます。

↓これはある日(6月4日)晴れた日の朝9:40時の状態

すごい発電して、100%になって発電を止めています。

しっかり発電してくれてます。

まとめ

コミュニケーションケーブルで接続すると、バッテリーの管理はすごい楽になります。
充電時と、放電時は蓄電池の電圧が違うので、SOC管理だと、ほぼ正確に制御可能ですね。
Growattは元々SOC管理で、SRNEは違ったのだけど、SRNEも同じ設定方法でいけるのはとても嬉しい!

また、時々レポートしたいと思います。

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