さてさて、HazyIPAを作ってみた(バッチ004)
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いつか、世界に愛されるビールを作るんだ!と意気込んで、ビール作りに励む、ブルワー初心者コダマーの奮闘日記です。 なんじゃそら。笑
最初、ゴールデンエールを作り、ベルジャンホワイトを作り、3バッチ目はゴールデンエール2を作り、、いよいよ!
HazyIPAに着手。
クリーミーにしたい、、アロマもたっぷりにしたい、、苦味は抑えめで、フルーティージュースを目指す。
濁したいので、プロテインレストは省き、、
今回67℃で糖化させる計画。
温水タンクは、85℃に設定し、水と混ぜながら67℃より少し高めに入れようとしたが、水との混合にちょいと手間取り、糖化タンクの水温63℃。
ンー、ちょっと低いなと糖化タンクの温水を予熱のことも考えて65℃に設定し、ボイラーで沸かすことにした。
この時、事件が起きるとも知らずに麦芽の粉砕に勤しむ。。
モニターの糖化タンクの水温が、どんどんあがる。
えーーっ! と見ると、どんどんあがり、、
75℃近辺まで上昇。 ヤバい。
温度が上がりすぎると、糖化しなくなる温度になってしまう、、
モニターに表示され設定される温度計は、タンクの下の方に付いている。お湯を沸かす時にお湯を混ぜてなかったせいで、下の温度と上の温度に違いがあったみたい。下の方が65℃で上は結構温度が上がっていたんだと思う。きっと。確実にw
慌てて水を入れ、、タンク内をぐるぐるかき混ぜ、、、なんとか、67℃。
先に入れた約10kgの麦芽は、この後、果たしてちゃんと糖化するのか、もう終わりなのか分からず、、、悩んだ挙句、糖化失敗したら元も子もないので、麦芽を7kg追加。
もし糖化がちゃんとできて、糖度が高ければスパージングで、お湯を増やし、出来高麦汁を増やそうという考え^_^
なんとか、残りの麦芽、小麦麦芽、フレークドオーツ、フレークドウィート、デキシトリン麦芽を入れ、無事?糖化開始。
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1時間後、ロータリングして、スパージングしながら、無事、煮沸タンクへ移動。
スパージングしながら、煮沸タンクに移動する新しい機能、設備は、やっぱりイイ。組み立て良かった。煮沸タンクに移動したのは625.8L
煮沸は前回、仕方をベクターさんに教えてもらったので、バッチリ。
泡がたってきたら、水をバシャバシャ掛けて、落ち着かせる。
沸騰も625.8L から、591Lまで沸騰で減り、目標達成。(6%以上蒸発させないといけない)
次は、ワールプール。
1時間ワールプールで、30分、経過した時点で、ホップ投入。
ギャラクシーと、ネルソン900gずつ。
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この時、温度を計っていないのだけど、HazyIPAとか苦味を足さないスタイルは、65℃とか低い温度でホップを入れた方が良いみたい、、
あと、苦味が出やすい、えぐみもあるホップよりも、次回、ワールプールでは、シトラ、モザイクとか、「きれいな」ホップを低い温度で入れてみよう。
ワールプールも終わり、ホップフィルターを通り、熱交換器を通過して約20℃で発酵タンクへ。
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591Lもあった麦汁が発酵タンクへ移動したのは422L。
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やっぱり少ないよね?
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最初誤って捨ててしまったのと、IPAはホップとかが多いので、カスが多いと睨んでいたのに、ホップフィルターに余りカスが残ってなかった。
恐らくホップフィルターのメッシュの穴が大きい。40メッシュが良いらしい。(ビールの醸造設備販売されてる方談) 細かい方が、もうちょっと液を取れたかもしれない。
あと、カスが多くなると移送を止めるんだけど、その手前までは綺麗な麦汁が通過している。これで止めてしまうのは勿体無い、、かといってカスが多い麦汁を熱交換器の中に通すのも怖い。詰まらせて分解、清掃は絶対したくない。笑
というので、タンクからの麦汁は止めて、綺麗なお湯を流して、綺麗な麦汁を押し出して発酵タンクへ移送できるといいんだろうな、、また改造が必要だ。笑
さてさて、発酵へ
今回は、VerdantIPAという酵母を使用。
翌日、すごいボコボコして、発酵全開!
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ドライホップは、
ギャラクシー、ネルソン、シトラを 7days
ギャラクシー、ネルソン、3days
というレシピ。
出来上がり日を想定して、逆算してのホップ投入 なんだけど、いつ終わるかもまだ分からないw
発酵後終わり前日ぐらいに入れる予定が、発酵タンクへ移動した翌々日にホップを入れてしまったw
日程を書くと、
4月28日 仕込
4月29日 発酵開始
4月30日 Galaxy900g、Nelson900g、Citra1000g 投入
5月 2日 発酵終了
5月 4日 Galaxy450g、Nelson450g 投入
5月 7日 Galaxy450g、Nelson450g 投入
その後、なかなか ホップのイガイガ・ピリピリが取れなくて、5月23日に瓶詰め。
で できあがりました!
・・・結構美味しく仕上がりました! 香りも豊かで、トロピカル~。
でも、狙っていたより、苦みがあるな・・・ 苦みが好きなお客様は このぐらいが良いとは言ってましたが、
次は、苦みを減らすため、ワールプールの時、温度を下げるがなかなか難なので、苦み、えぐみが出にくいホップを使おうかな~と思案中。でも味・香りが変わっちゃうかなぁ~
先輩ブルワーさん、これ見かけたら、苦みがでない方法、教えてくださるととてもありがたいです♪
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次は、苦みがないバージョンと、苦みがあるIPAを作っていこうかな。
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